過去ログ - 慎二「お前が僕のサーヴァントか!」その2
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◆DDBjj51DRA
[saga]
2013/08/03(土) 20:11:34.12 ID:JXxQXFRR0
鳳翼が鳳凰になってる部分があるけれど気にしたら負けだ……!
「遠坂。セイバーに令呪で命令しろ」
「なにをよ。それによっては令呪の価値が随分かわってくるわ」
「『言峰から一撃も受けるな』だ。僕もそろそろ出し惜しみはやめる」
「なによ、その命令!ふざけてるの!?」
「馬鹿だな、ちゃんと考えてるっつーの。『倒せ』みたいに直接的な命令だと、一気に全令呪を投与してくるリスクが増えるだろうが」
さらに、直接的な命令は遠坂自信を危険にさらす。
いくら言峰でも、令呪で強化されたセイバーなど相手にしたら死ぬ。死ぬはずだ。
どうせ死ぬなら、マスターの方だけでも殺しておこう、という風に考える可能性は十分あるだろう。
旧知のよしみで手加減などあり得ないのは、先ほどの戦闘で確認済みだ。
「とにかく、やってくれ。お前だけ令呪を使わされるのが嫌なら、僕も使ってやろうか?」
……これは案外悪くないかもな。
アサシンは信頼しているが、それでもブーストが無いよりは有ったほうがいいだろうし。
―――いや、待て。やっぱり状況が判らないのに闇雲にブーストを掛けるのは駄目だ。
もしも衛宮が人質に取られていたりしたら、強化がむしろ邪魔になる。
まあ、これは衛宮が死んでいないことが前提条件になるわけだが。
……なんだかんだで、僕はあいつのことも信頼してるってか?
「――……わかったわ、やればいいんでしょう!?今度ばかりは全部あんたに任せるんだから、しくじったら承知しないわよ!」
「あんまり期待はすんなよ?今からやるのはミスっても被害が少なく、かつ効果的だと思われる安全策なんだから」
とは言え、完全にマイナスが無いわけでもない。
失敗した場合、僕は切り札を失う。
だが、言峰にもいくらかの令呪を消費させることは出来るはずだし、失敗したときはそれでイーブンとしよう。
言峰の令呪をじわじわ消費させる。セイバーへの命令はこれを目的としたものだ。
「じゃあ僕は動くぜ。遠坂は言峰に気付かれるけど狙われない絶妙な位置でも探してから、令呪使用な。ちゃんと言った通りにやれよ」
「………あんたに命令されるのは癪だけど…いいわ。乗ってやろうじゃない」
そうして、僕と遠坂は離れる。
僕は茂みの奥側から回り込むように移動。遠坂は戦闘する二人へと慎重に近づいていった。
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