過去ログ - 慎二「お前が僕のサーヴァントか!」その2
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◆DDBjj51DRA
[saga]
2013/08/19(月) 18:38:03.59 ID:6B5fRCye0
「ヘイヘイ!そこのお前!お前だよ!画面の前のお前!」
独り言を叫びながら歩く、覆面の男。
どうやらあれがホムンクルスと言うことで間違いないらしい。
「シリアスパートだと思った?残念!俺ちゃんでしたwww」
これはもう独り言というか、虚空に話しかけているといっても過言ではない。
それくらいに大声で、堂々とした挙動だった。
「前回、アインツベルンの鯖って俺ちゃんだったじゃん?そのデータを素に造り上げられたのが俺ちゃん!言うなればデッドプールツー!うはww最強のポケモンみたいwww」
デッドプール2と名乗るそれが、葛木に気付いている様子は無い。
しかし、ここまで正確に歩を進めてきたのも事実。この矛盾は、一体どういう事だろう。
「そんなもん、潜んでる位置を正確に描写してくんなきゃワカンネーっつーの!」
「……!」
心を読まれた。
葛木はこれに動揺する。
あれは、どうやら読心術の使い手らしい。
それも、捕捉していない相手の心まで見通すような力――――これが、魔術。
「安価で6を取ってくれたsi+XXEoyoには俺ちゃんから愛を込めたプレゼント!ってことで、鉛弾要る?あ、要らない?」
このまま待っていても何も始まらない。
葛木は、姿を現すことにした。
「随分と独り言が多いな。無駄な機能は削られるものではないのか?」
「無駄じゃネーし独り言でもネーよ!俺ちゃんには画面の向こうのお友達がついてるんだモン!」
「……すまんな。余計な問いだった」
そう言って、葛木は拳を放った。
しなる腕。死なる腕。
暗殺者の拳は蛇のように、鳩尾を狙う。
「キャアアア!乱暴しないデええええ!」
対するホムンクルスは、奇声を発しながらも拳を膝蹴りで払った。
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