過去ログ - 慎二「お前が僕のサーヴァントか!」その2
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◆DDBjj51DRA
[saga]
2013/08/24(土) 21:09:21.09 ID:H5CSSNG30
まあ、やるからには(せめて僕達だけでも)真面目にやろうとアサシン、イリヤスフィールを連れて家を出た。
ある程度真面目に、と言っても闇鍋というものは難しい。
例え全員が真面目にやったところで失敗するのが闇鍋なのだ。
全員がメイン食材を持ってきて味を潰しあったり、サポート食材ばかりで味気なかったり、果ては全員が〆のうどんだったり。
纏まって食材を購入した方が調和はとれるのだが、それではそもそも闇鍋じゃない。
まあ、なんにせよあの二人のせいでまともな鍋にならないのは明白だったので、僕は考えるのを止めた。
「さて、どうするよお前ら」
「拙者、取りあえず海に行ってこようかと」
「あー海ね、了解……って了解しないよ!海!?なぜ突然!?」
「食材でござろう?拙者、一潜りして来ようかと思ったのでござるが」
「……お、おぅ…」
普通に密漁なのだが、そもそもサーヴァントに法律は通用しなかった。
サーヴァントじゃなくても、このクソ速い忍者を国家権力程度で捕らえられるとは思わなかった。
「ま、まあ良いんじゃない、か?そこまで本気出してもらっても、実際報われないだろうけど…」
「いやいや、球磨川殿のあの目は本気でござったよ!漢の本気には拙者とて本気で答えねばあああ!」
それは確かに本気だったかもしれないが、方向性は絶対に違う。とは、とても言えなかった。
というか、この大声が響く中で何を言おうが伝わるまい。
もう既に走り出してしまったアサシンにその行為が徒労だと説いたところで、何も変わらないのだった。
「……イリヤスフィール。何が食いたい?鍋以外でだ」
「え?ヤミナベやるんでしょ?なんでヤミナベ以外で食べたいものなんて聞くの?」
「その闇鍋が、きっと食えるような代物じゃないからだよ……」
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