過去ログ - 慎二「お前が僕のサーヴァントか!」その2
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◆DDBjj51DRA
[saga]
2013/06/13(木) 20:27:44.93 ID:sAuUEKDS0
アインツベルンの森[中心部]
「―――――もうすぐで屋敷に着くはずだ!!」
「■■■■■■■■■■■■■――――――――――!!!」
バーサーカーが木々を薙いで走っている。
―――――――――屋敷は目と鼻の先のハズだが、何分相手がバーサーカーである。気を抜けるわけがない。
そもそも、ここまで全員無傷なのが奇跡に近い。
バーサーカーも最初のうちは、前進するのに木をわざわざ薙ぐ必要などないほど激昂していたのだ。
いま俺たちが原型を留めているのは、ひとえにセイバーの宝具、『甘い思い出』のおかげである。
攻撃をしてもハルクに怒りを蓄積させず、―――逆に少しずつ削り取っていく。
つまり、バーサーカーはダメージを受けているわけではなく、ただ単に『元に戻されている』ということらしい。
「――――やあ!―――は!とう!!――――――ヴァッシュ!リンとシロウを連れて、速く屋敷に!!」
「すまないセイバー!ここは任せちゃうね!」
「■■■■■■■■――――――――――――――――――――!!」
バーサーカーが腕を振る。
その威力は一撃で大樹をなぎ倒すほどだが――――――最初のそれよりは、格段に劣る。
―――――少し前までのバーサーカーなら、パンチでここら一体を地盤沈下させてもおかしくなかった。
――――――――――――――――セイバーはジャンプで躱し、その腕を駆けあがる。
肩から大きく上に飛んで、バーサーカーの注意を上空に持っていった。
「■■■■■■■■■■――――――――――!!」
「うわわ!―――このっ!!」
空に逃げた者を掴もうと突きだしたバーサーカーの掌を、セイバーは鍵剣を使ってふり払う。
その鍵剣を身に浴びるたび、バーサーカーから狂気が薄れて行った。
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