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2013/06/06(木) 11:49:44.34 ID:pznpt5j20
P「…はい?」
「…」
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2013/06/06(木) 11:50:23.77 ID:pznpt5j20
重々しい口調で言うと、名刺を取り出す。
よく見ようとした瞬間、名刺は一瞬で戻された。
P「よく見えなかったが…」
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2013/06/06(木) 11:51:16.47 ID:pznpt5j20
「ほうほう」
テーブルに近づき、置かれた料理を一口つまんだ。
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2013/06/06(木) 11:51:57.77 ID:pznpt5j20
「うむ、こう自己主張の強い料理ばかりだとあれだな、酒がほしくなるな」
P「耳が聞こえないのか、あんた」
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2013/06/06(木) 11:52:31.96 ID:pznpt5j20
P「俺が何をしたというんだ」
「…君は、いろいろと問題を抱えているようだな」
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2013/06/06(木) 11:53:06.17 ID:pznpt5j20
「いいかね、君のような若者が両親の顔も知らずにいかがわしい街でいかがわしい労働に明け暮れ、あまつさえこのような!」
箸でびしっ!と春香を指す。
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2013/06/06(木) 11:53:35.97 ID:pznpt5j20
「それだけではないぞ。正社員ではない君が店の残り物をこのように隠匿し、秘密裏に処理しているという反国家的な―」
P「…待て」
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2013/06/06(木) 11:54:23.23 ID:pznpt5j20
男は悠然とハンカチを取り出し、冷静に眼鏡をふいた。
「最近の若い連中の言葉の乱れはひどいな」
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2013/06/06(木) 11:55:06.84 ID:pznpt5j20
高木「ふむ…」
眼鏡を小粋にたくし上げると、男はつまらなそうに言った。
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2013/06/06(木) 11:55:37.63 ID:pznpt5j20
高木「あ、もうちょっとよそってくれたまえ」
すっかり出端をくじかれた俺は、黙ってその光景を見ていた。
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2013/06/06(木) 11:56:15.07 ID:pznpt5j20
後日、近所から苦情が来た
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