過去ログ - クリスタ「ユミルを好きになるお話」ユミル「ほう」
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[saga]
2013/06/08(土) 22:57:13.54 ID:9xk72eM00
「好きです……付き合ってください」
「……」
「好きです……あなたのためなら死んでもいい」
「おい、こら」
「冗談だよ……反応がないから、ユミルが一番嫌いそうな表現を使ってみただけ」
「冗談に聞こえないんだが……怒らせたいのか?」
「……どうやったら、心を開いてくれるかなって思ってる」
ユミルは視線をそらしながらため息をつく。それから、少し笑った。
「酔っ払いめ……」
「……重たい?」
「軽い」
「良かった」
「良くないっつーの……」
「ユミルって、昔からそばかすあったの?」
「……ああ」
「どこの国で生まれたの?」
「遠くの方だ……」
「どうして私のこと好きになったの?」
「……」
「……私、私はね……ユミルが私を見つけてくれたのが、きっときっかけだったんだよ。言われるまで分からなかったけど……あ、ユミルってさ……」
「なんだよ……」
「嬉しい時とか図星を付かれたらきょとんとしてから少し笑うよね……癖なのかな?」
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