過去ログ - ほむら「……革命家の魔法少女?」
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68:1[saga]
2013/06/10(月) 09:22:47.40 ID:gNLa+ZoA0
ゆま「眼が怖い人……かな?」
杏子「眼?」
ゆま「うん。あの人、とっても良い顔をして笑うのに、眼の奥が笑ってない」
ゆまは“大佐”の灰色の瞳を思い出した。
一見するといつも人好きのする笑みを浮かべているように見える彼女の、その灰色の瞳の奥。
そこには、何の感情も浮かんではいない。まるで靄が詰まってでもいるかのようだ。
杏子「……そうか」
ゆまの答えに杏子は、手を口に当てて、思考の海に飛び込んでいる。
何か、ゆまの言葉に思う所があるようだった。
ゆま「ねぇキョーコ?」
杏子「ん?」
ゆま「ゆまの答え、役に立った?」
おずおずとゆまは聞き、杏子は一瞬呆けた表情をしたが、直ぐに照れくさそうな笑顔になった。
杏子「ああ、役に立ったよ」
そう言って杏子はゆまの頭を撫でた。
ゆまは笑う。杏子の掌の感触が、とても柔らかかった。
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