過去ログ - 暁美ほむらと、もう一人の時間遡行者
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13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/07(金) 23:35:25.76 ID:VMzffExAO

白を基調とした、鮮やかなドレスに身を包んだ少女は、その胸元に下がる砂時計を見せた。

私のそれと違って、普通の砂時計の形をしていて、サイズも一回り小さい。


ただ、その中にある白い砂は本当に落ちているのかと思うくらいにゆっくり流れていた。

微かに砂が反射した光の向きが変わらなければ気がつかなかったくらいに。


「僕は持てる全ての因果を時を遡る事のみに当てられた。そうしなければ数万の歳月を越えられなかったんだ。だから、僕には何も無く、魔法少女としての普通の力でも君よりも遥かに劣る」


少女の言うとおり、この子には砂時計とドレス以外何も無く、そして感じられる力も弱々しかった。

一ヶ月だけですら四次元ポケット付きの盾のみとなったのだから、仕方ないとは思う。



でも、そんな少女が私の力になるの?





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