過去ログ - 八幡「徒然なるままに、その日暮らし」
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277: ◆/op1LdelRE[saga]
2013/06/30(日) 00:59:38.89 ID:ChvAzoBW0
 だけど、違う。
こんな感情が抜け落ちたような、気の抜けた炭酸のようなやつじゃないのだ、俺の知る雪ノ下雪乃という女は。
最後の台詞のようなあからさまな突っ込み所を見逃すなんて、普段のこいつならあり得ない。
いつもならきっと、それこそ嬉々として罵ってきたはずだ。見下げ果てたシスコンとか何とか。
その前の罵倒だって、今一つキレがなかったし。

 あれ? 何それ、俺ってばもしかして物足りなさとか感じてんの? 今のやり取りで?
うわぁ――まさかの仮説に俺の方まで落ち込みそうだ。
何に目覚めようとしてるんだよ、俺。
そうして俺が少し凹んでいると、雪ノ下が少し躊躇いがちに口を開いた。



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