過去ログ - 八幡「徒然なるままに、その日暮らし」
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◆/op1LdelRE
[saga]
2013/06/30(日) 03:05:11.17 ID:ChvAzoBW0
「何をしているの、行くわよ?」
「行くってどこにだよ」
「買い物よ。本当は姉さんと行く予定だったのだけど、いなくなってしまったし、あなたが代わりに来なさい」
「いや、別に一人で行けばいいんじゃねぇの?」
「……初めてのお店で、道がよく分からないのよ」
以下略
296
:
◆/op1LdelRE
[saga]
2013/06/30(日) 03:11:58.70 ID:ChvAzoBW0
「分かった分かった、お供しますよさせて頂きますよ、とりあえずテーブルの上を片付けるからちょっと待ってくれ」
「不器用なあなたが片付けるより、お店の人に任せた方がスムーズよ、ほら」
「お? いや、ちょ……」
テーブルの上のゴミや食器を片付けようとしていた俺の、その腕を。
以下略
297
:
◆/op1LdelRE
[saga]
2013/06/30(日) 03:18:56.43 ID:ChvAzoBW0
そうして掴んでしまってからは、雪ノ下の動きは早かった。
気付けば俺は立ち上がらされていて、促されるままに歩いている。
何これ? ドナドナか何か? 俺ってばいつの間に売られていく子牛になってんの?
そんな馬鹿なことを考える程度には、俺も混乱していたらしい。
以下略
298
:
◆/op1LdelRE
[saga]
2013/06/30(日) 03:23:54.61 ID:ChvAzoBW0
「さぁ行きましょう」
店を出た所で、ぱっと手を離す雪ノ下。
思わず、掴まれていた部分をじっと見てしまう。
以下略
299
:
◆/op1LdelRE
[saga]
2013/06/30(日) 03:30:10.00 ID:ChvAzoBW0
「で、どこ行きたいんだ?」
「この食器のお店よ」
「はー、食器ねぇ。皿でも割ったのか?」
「あなたと一緒にしないでほしいわね」
「おい待て、皿くらい誰だって割るだろ」
以下略
300
:
◆/op1LdelRE
[saga]
2013/06/30(日) 03:37:32.39 ID:ChvAzoBW0
いつもと同じようなやり取り。
いつものような暴言。
けれど何となく、二人の間の距離が近い気がして。
そしてそれを悪くないと思う自分が、少しだけ不思議だった。
以下略
301
:
◆/op1LdelRE
[saga]
2013/06/30(日) 03:43:38.48 ID:ChvAzoBW0
ということでB終了!
支援感謝ですー。
やっとゆきのんがちょっとデレたよ。本当に何でこんなに難しいんでしょうね、この子。まぁそこがいいんだけど。
でも、はるのん全開で書けたのは割と楽しかった。
以下略
302
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2013/06/30(日) 03:49:40.25 ID:jh+XwfgOo
乙!
303
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2013/06/30(日) 03:53:07.51 ID:X2xghQLDo
おつ
304
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2013/06/30(日) 03:55:08.10 ID:XwUkKcGpo
やべぇ、雪乃さんやばい
305
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2013/06/30(日) 04:02:25.56 ID:RiHhaV/Lo
大量投下乙乙!
次回ものんびり待ってる。
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