過去ログ - 八幡「徒然なるままに、その日暮らし」
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◆/op1LdelRE
[saga]
2013/06/08(土) 02:44:08.45 ID:9jYWSIZM0
ほとんど反射的に俯いて、そのまま頭を抱えてしまう。
無理! これ絶対無理! こいつを名前で呼ぶとか難易度高過ぎ!
何かすげぇ心臓がばくばく言ってるし。顔とか絶対赤くなってるぞ、これ。
つーか動揺し過ぎだろ、俺。
以下略
43
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◆/op1LdelRE
[saga]
2013/06/08(土) 02:47:43.80 ID:9jYWSIZM0
恐る恐る視線を上げると、雪ノ下の絶対零度の視線が俺に向けられている――ということはなく。
いつの間に体勢を変えたのか、俺の目に映るのはその後ろ姿だけ。
雪ノ下はこちらを見ておらず、背中を向けたまま微動だにしない。
その表情は全く窺えなかった。
以下略
44
:
◆/op1LdelRE
[saga]
2013/06/08(土) 02:51:49.00 ID:9jYWSIZM0
「えっと」
「黙りなさい」
「いや」
「黙りなさいと言っているのよ、頭だけでなく耳までおかしくなったのかしら、全く救い難いわね、いえそもそも安易に救うつもりなんて決してないけれど」
「だから」
以下略
45
:
◆/op1LdelRE
[saga]
2013/06/08(土) 02:55:44.42 ID:9jYWSIZM0
立て板に水といった感じで捲し立てるように早口でそう言い残すと、雪ノ下はぱっぱっと周囲を片付けて、鞄を手にとって風のように教室を出ていった。
結局、あれから一度も俺の方を見ることもなく。
故に、俺はあいつがどんな表情をしていたか、全く分からなかった。
でもそれで良かったと思う。
というかそうでなかったら困るくらいだ。
以下略
46
:
◆/op1LdelRE
[saga]
2013/06/08(土) 03:00:23.73 ID:9jYWSIZM0
ため息をつきつつ、窓の外へと目をやる。
空はどこまでも晴れ渡っていて、遠く運動部の掛け声が響いていた。
あぁ、今日も皆が青春を謳歌しているのだろう。
全く自分には場違いな空気だ。
以下略
47
:
◆/op1LdelRE
[saga]
2013/06/08(土) 03:05:45.85 ID:9jYWSIZM0
ということで、今日はここまで。
ヒッキーとゆきのんの恋愛未満って感じのやり取りが大好きです。
原作ではガハマさん優勢かもですが、逆転を期待してます、ホント。
今後ですが、別に長編ってわけじゃなく、ちょこちょことオムニバス形式で書いて行けたらいいなあ、とかぼんやり考えてます。
以下略
48
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2013/06/08(土) 03:20:45.10 ID:Grg8DSs0o
おつー
49
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2013/06/08(土) 03:41:22.60 ID:aMdDj47w0
おっつ
50
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2013/06/08(土) 05:20:23.11 ID:k8onE52no
期待してる
51
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2013/06/08(土) 07:08:48.15 ID:yVc7pKCAO
乙 ゆきのんかわいすぎ
52
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2013/06/08(土) 08:30:37.37 ID:B/AsCvS/O
期待
ぜひゆいゆいも書いてくれ
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