20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/09(日) 18:15:14.88 ID:sFJRaXSc0
余裕があるのかないのか、わからないことを思った私の目を。
相手の子のプロデューサーは覗きました。
じいっと。
心の奥底まで見透かすように。
覗いて、それで、何がわかったのか。
居心地の悪さに身じろぎしたら、ふうん、と納得して身を引いてくれました。
「……あの、何ですか?」
わけもわからず凝視されるのは、気持ちのいいことじゃない。
いくらか語気を強めた私。
「いや……うん」
歯切れ悪く、唸られました。
言うか言わないか、迷っているような……そんな印象。
相手の子も、私を見て、そして自分のプロデューサーを見ました。
「何なの? プロデューサー、はっきりしてよね」
二人の女の子に、一人の男性が詰め寄られている図。
端から見たら、どんなシーンに見えたかな。
その、二人分の視線を受け止めて……プロデューサーは私に向かって訊ねました。
唐突に。
「君は……アイドルやってて、楽しい?」
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