2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/10(月) 07:10:23.16 ID:KZRnkwdRo
コルベール「お、おい君!」
桐生の意志を悟ったコルベールが声を上げる。
コルベール「戦うつもりなのか!? ダメだっ! 逃げなさい!」
コルベール「君はルイズの使い魔だろう……! 君にもしものことがあれば……彼女が悲しむ!」
コルベール「私は教師として……それは許さない!」
桐生「……」
コルベール「君は逃げなさい…… ここは私が何とかする……!」
桐生「……だが、"あんたにもしものことがあっても"、悲しむ生徒は多いんじゃないか? センセイ」
コルベール「……」
桐生「……」
桐生がコルベールへ手を差し伸ばす。
コルベールは一瞬躊躇ったが、
コルベール「ふっ……」
その手を、しっかり掴んで立ち上がった。
コルベール「では、闘おう…… 共に!」
コルベールが杖を構える。
桐生が拳を固める。
そして目の前の化け物が、咆哮した。
ギーシュ「オ゙オ゙オォ゙ォ゙オオ゙ア゙ア゙ァア゙!!」
先に動いたのは、コルベールだった。
杖を振る。 杖先が複雑な軌道描く。
呪文を呟く。
すると、周りの椅子や机が一斉にギーシュの元へ飛び掛かった。
華麗な装飾を施されたテーブルがギーシュの体にぶつかる。
そして派手な音と木屑をぶちまけながら、粉々に砕ける。
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