過去ログ - ジャン「ミカサと付き合うまでの十五日間」
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46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/11(火) 23:44:25.00 ID:HytgWZCLo
十五日目、昼。

あの後、飛び出してきた同期たちに取り押さえられて我に返った。

ジャンは今、医務室のベッドに寝かされている。

「おい、どういうつもりなんだよ!」

エレンがとても怖い顔で私を睨み付けている。

私は何も言えず、俯くだけ。

「あいつは必死に自分の想いを伝えたのに! どうしてあんなことをしたんだ!?」

私はエレンを幸せにしたかっただけなのに。

「……でも、あれじゃエレンは幸せになれない」

「なんでそこで俺が出て来るんだよ!? お前とジャンの問題だろ!」

「でも私が認めたら! エレンとジャンが付き合って! ……そうなったらエレンは幸せじゃないと思った」

「……お前、なに言ってんだ?」

エレンが訝しげにこちらを見ている。

「なんで俺とジャンが付き合うんだよ。ジャンはお前が好きなんだぞ!」

……え?

よくわからない。

ジャンが私を好き?

そんなことは一言も……。

困ったので、こんなときに一番頼れるアルミンを見ると、青い顔で頭を抱えていた。

「アルミン、何が起こっているのか、私にはわからない」

尋ねるとアルミンは、「僕もようやく何が起こっていたのか理解できたよ……」と呟いた。


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