43:もーん ◆/Pbzx9FKd2
2013/06/12(水) 21:49:15.63 ID:PdqCUwyI0
スローモーションのように、忌々しい赤い光線が、サーニャに延びていく。
私は魔法力を一度に放出し、シールドを展開した。
墜ちていくサーニャの背中から、タッチの差でサーニャの前に躍り出た私に、ビームが襲う。
もともとシールドを張るのが得意ではない私には、そのすべてを受けきれるはずがなかった。
しかし、今このシールドを解除するか、私が離脱すればサーニャはビームの直撃を受けてしまう。
シールドは張れた。しかしいつまで持つかは分からない。
だから。
私はそのまま落ちていくサーニャをチラリと一瞥すると、今度は上にいるネウロイへと加速する。
上昇する。上昇する。ビームを引き裂きながら、私は上昇する。
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