過去ログ - 京介「なあ、桐乃」 桐乃「なによ」
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615: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/24(月) 13:32:08.49 ID:g4JR2A+e0
桐乃「うん。 ちょー大事なこと思い出した。 思い出したっていうより、言う気になった」
京介「……それって今かよ。 もうカウント終わっちまうぞ」
そんな俺の言葉を無視し、桐乃は正面を向く俺の方を向き、口を開く。
616: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/24(月) 13:32:35.66 ID:g4JR2A+e0
俺が驚き、桐乃の方を向くと。
桐乃の顔は、すぐ目の前にあって。
桐乃はそのまま、俺にキスをしてきた。
617: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/24(月) 13:33:09.47 ID:g4JR2A+e0
桐乃はニヤニヤとしながらスマホを取り、今撮ったばかりの写真を俺に見せてくる。
桐乃「どうかな。 これなら、せなちんにも勝てるっしょ?」
桐乃「どーする? 見せびらかす?」
618: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/24(月) 13:33:55.82 ID:g4JR2A+e0
桐乃「……これで今回のことでお礼を言うのは最後。 しっかり聞いときなさいよ」
桐乃「ありがとう、京介」
桐乃がどんな顔を俺に向けていたのかなんてのは、それこそ説明する必要なんて無いだろう。
619: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/24(月) 13:34:30.35 ID:g4JR2A+e0
以上で第十一話終わりです。
以下おまけ。
620: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/24(月) 13:34:59.98 ID:g4JR2A+e0
あの馬鹿。 本当に東京まで行くなんて……
ほんっとシスコンすぎだっつーの。
……でも、何だろうな。 すごく、優しい気持ちになってくる。
621: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/24(月) 13:35:26.94 ID:g4JR2A+e0
そんな事を考え、ベッドの上でゴロゴロ。
京介が電話で東京に探しに行ってくると言ってから、もう結構な時間が経っていた。
桐乃「……なにしてんのよ。 チッ」
622: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/24(月) 13:35:57.09 ID:g4JR2A+e0
なのに、あの馬鹿は。
……はあ。 いつ、帰って来るんだろう?
もう夜になりそうだけど、大丈夫なのかな。
623: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/24(月) 13:36:29.63 ID:g4JR2A+e0
これって、チャットの招待が来た時の音じゃん。
誰だろ? 黒猫? 沙織?
ベッドの上からのそのそと移動して、画面を確認。
624: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/06/24(月) 13:36:56.54 ID:g4JR2A+e0
18:13 きりりん@馬鹿が東京に旅立った件 さんが入室しました。
18:14 きりりん@馬鹿が東京に旅立った件 さんの発言:どしたの? 次のオフでも決まった?
18:15 沙織バジーナ さんの発言:いえ、そういう訳ではありませんの。 きりりんさんに見せたい物がございまして。
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