過去ログ - 男「この異能戦争を勝ち抜いて、願いを叶えてみせる」
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20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/16(日) 10:40:37.08 ID:bhIdshmv0
男「もう戦争は始まってるんだよな……。くそ、気が張っちまってどうにもこうにも……」

男「あとこの指輪。ずっとつけてなきゃいけないらしいけど、こんなのはめてたら能力者だって言いながら歩いてるようなもんだよな……」

男「何か視線を感じる気もするし……」
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/16(日) 10:41:53.87 ID:bhIdshmv0
男「駄目だ駄目だ。初日からこんなんじゃ身が持たない。……家帰って風呂にでも浸かりながらこの能力で出来そうなことでも考えるか」

そう思い、俺は家に帰ろうと今いる路地を抜けて大通りに出て、友と出会った。

友「よう男! 出不精のお前がこんな日曜の真っ昼間からどうしたんだ?」
以下略



22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/16(日) 10:42:36.00 ID:bhIdshmv0
勿論嘘だ。俺は本屋になど居なかったのだから、マドンナちゃんなど見ていない。しかし今は一刻も早くこいつの前から消えたい。……この指輪を見られたくないから。

そして友の性格なら……

友「マジで? じゃあまだ居るかもしんねえ。ちょっと話しかけてくるぜ。情報提供サンキューな、じゃあまた明日学校で」
以下略



23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/16(日) 10:50:20.10 ID:bhIdshmv0
男「おう、じゃーな」

俺は手を振って、友が向こうの路地へ消えていくのを見送った。

……ふう、友はいいやつなんだがちょっと気が利きすぎるし勘も鋭すぎる。あのままでは直ぐに指輪のことがバレただろう。
以下略



24:死神 東[!inaba_res]
2013/06/16(日) 10:56:02.02 ID:5r/tVeka0
あぼーん に勝ちな〜し 逆 攻 撃 力 に負けな〜し


25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/16(日) 11:14:24.08 ID:bhIdshmv0
――バトルロワイヤル、初日目終了。




以下略



26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/16(日) 11:15:42.18 ID:bhIdshmv0
以上です。今日中にまた投下できるといいなあ、という願望。


27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/16(日) 20:21:47.72 ID:bhIdshmv0
バトルロイヤル二日目

 初陣

朝だ。けっこうぐっすり眠れた自分に驚いて、
以下略



28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/16(日) 20:25:04.21 ID:bhIdshmv0
まず『嘘八百万(カウントレス・ライ)』について。この能力を持ったときに真っ先に思い付いたのは、「妹が植物状態ではなくなった」という嘘を本当にする事なのだが、出来なかった。どうやら万能って訳でもないらしい。この分では、敵の前で「お前は俺に絶対に勝てない」という嘘を本当にしたりも出来ないんだろう。あくまで神様は、俺たちにまともに戦争をしてもらいたいようだ。

それと指輪のことだが、右手の中指ごと人差し指と指輪を包帯でくるんだ。昨日一日考えてでた結論は、「怪我をしたことにして指輪を隠そう」だったからだ。

友には多少なり怪しまれるかもしれない(昨日会ったときには俺は包帯を巻いていなかったから)が、まあそれこそだから何だってこともない。まさか包帯をとったりはしないだろう。
以下略



29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/16(日) 21:07:27.58 ID:bhIdshmv0

 …………。


特に何事もなく放課後になった。俺は帰宅部なので全力で家に帰ろうと思う。……思っていたが、二階から一階への階段の踊り場で誰かに声をかけられた。
以下略



30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/16(日) 21:08:42.19 ID:bhIdshmv0
生徒会長「私は生徒会長だ。こう言えばわかるかな?」

男「ああ、あの……」

頭脳明晰、容姿端麗、運動神経は抜群、素行は完璧と噂の生徒会長か。しかし、何故そんな人が俺に声をかけるんだ?
以下略



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