過去ログ - ムラサメ研究所を脱走してきたニュータイプ幼女たちが…
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563: ◆EhtsT9zeko[saga]
2013/08/14(水) 22:50:48.92 ID:p5dyD009o

「そんなこともできるの?あの力、って?」

「あぁ。向こうの棟の夜勤担当の連中が、そんな話をすることがある。

 そのたんびに精神鑑定やらされるから、黙ってるやつも多いけど」

「じゃぁ、今のは本当に、レオナの声?」

「どうだろうな。あんた疲れてるし、だたの夢、ってこともあるかもしれない」

「なんだ」

「…あぁ、なぁ、明日、休み取ってレオナと出かけないか?

 感応能力なら、レオナに聞くのが一番早いし、それに、あんたもたまにはレオナとゆっくり会え。

 研究に必死なのも理解できるけど、一番大事なことを忘れんなよな」

ユリウスは、そう言ってくれた。私は、ユリウスの胸元に改めて顔をうずめる。あぁ、私、本当にこの人が好きだ。

こういう優しいところも、たまに厳しいところも、知的で、強くて、誰にも従うつもりはない気高いところとか、

あと、ほのかに香る匂いとか、そのほか、もろもろ。

「うん、ありがとう…ユリウスも一緒?」

「あたしを仲間外れにすんなよな」

「そんなつもりないよ。弁当でも作って、公園でのんびりしようか」

「うん、それがいいな」

「楽しみ」

「あぁ。だから、早く寝ろ。あたしももう、眠いんだ」

「うん。おやすみ、ユーリ」

「あぁ、おやすみ、アリス」



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