過去ログ - ムラサメ研究所を脱走してきたニュータイプ幼女たちが…
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◆EhtsT9zeko
[saga]
2013/09/12(木) 00:43:57.65 ID:rxqo84eno
「はっ、何かと思えば…女が三人出てきてなんだってんだ?保護者会なら他所でやれや」
背の高い男が低い声で言う。でもアヤさんはヘラヘラと笑って
「いや、保護者会はここでやるって聞いたんだ。でっかい僕ちゃん達のママはまだ来てないのか?」
って言い返す。
「このアマ…!」
男が拳に力を込めた。
アヤさんの両脇にはマライアさんとカレンさんが並んで、男達をじっと見つめている。
「どいつもこいつも、乳臭いと思ったらそう言うことか。早く帰っておっぱいしゃぶらせてもらいなよ。
あまりのことに、最後に残った一人の男の人がしりもちをついてへたり込んだ。
「さて、こいつ、どうする?」
アヤさんがカレンさんとマライアさんを見て言う。
「そりゃ、二度と同じことをしないように体に覚えさせないとね」
カレンさんが表情を変えずに応える。
「それならあたしの出番だね。まずは末端からやると良いらしいよ。
指を一本ずつ反対に曲げて行って、全部終わったら次が腕と膝で、それでも言うこと聞かなかったら、次は爪なんだって」
マライアさんがニヤニヤして言う。
「あー、なるほどな。まずは指か…カレン、あんた左手やれよ、アタシが右やるからさ」
「あぁ、それじゃぁ、そうさせてもらうよ。じっくりと記憶して帰ってもらわないといけないからね。
今日みたいなことをしたら、どうなるか…」
アヤさんとカレンさんがそんな事を言いながら男ににじり寄った。
「ひっ…ひぃぃぃ〜!」
最後に残ったその男は、そんな情けない声をあげて、何度も転びながら、どこかへ走って行ってしまった。
その後ろ姿を見送ってから、アヤさんはポケットからPDAを取り出した。
「カレン、施設に電話かけてくれ。マライアは、ユーリさんだ。子ども達の手当て頼まないと」
「アヤさんは、どこにかけてるの?」
マライアさんが自分のPDAを取り出しながらアヤさんに聞く。アヤさんはニヤッて笑って
「保護されてる子どもに勝手に手出しする親は、治安警察に引き渡すようになってんだ、連邦法で、な。
まぁ、それでなくても、傷害罪なんだろうけど」
とため息混じりに、そう答えた。
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