過去ログ - ハンジ「――あぁ、私が殺したかったのに」
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◆WhLUXge3g.FQ
[saga]
2013/09/08(日) 23:11:36.43 ID:e9xHr4l2o
◇◇
市街に出現した女型の巨人をリヴァイは見上げる。
リヴァイ(あんなに近くにいるのに――俺は、相変わらず役立たずだな)ググ
今回の作戦でも兵士が少なくない数死んだのだろう
リヴァイ(俺が――)
前回と今回。積み重ねられた死があまりにも多い。
それでも人類は前に進まなければならない。
やっと、目的にたどり着く一歩に勧めたのだから。
エルヴィン「リヴァイ、終わったようだ。行こう」
リヴァイ(休息も余計なことを考えるのも今だけだ)
リヴァイは今は平素の表情に戻っているエルヴィンに返事を返す。
リヴァイ「ああ」
彼が、彼らが、己の役目を果たしているように
リヴァイ(俺は、俺の役目を果たそう――)
人類最強と謳われるモノとして
人類に心臓を捧げた兵士として
ただの、“リヴァイ”として
彼らと前に進み続けよう
――最期まで
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