48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/18(火) 20:38:14.22 ID:4s41NE6M0
彼女から受け取った封筒。
その中には何か硬いものが入っていた。
俺はこの封筒を開けるべきなのだろうか。
一瞬、そんな考えが浮かんだ。形状、硬さ、重さ、その全てがあるものを連想させる。
彼女の実家の稼業から考えても、封を開けることにはなかなか気が進まなかった。
それでも、このまま封筒を放置するというわけにもいかない。
恐る恐る、封を開けていく。
しゃりしゃりと音を立て、封筒が破れていく。
ぎざぎざとした切り口からは、数枚の紙が覗いた。
そして、最後まで封を切り、封筒を傾ける。
中からは一発の使用済みの銃弾が転がり落ちてきた。
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