59:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/06/20(木) 21:19:30.20 ID:qnuFZ/Vl0
「目的はなんだ?家の名前に泥を塗ったことへの落とし前か?」
「せっかちじゃのう、Pは。誰もそんなことは言っとらんよ」
巴は呆れたような表情をすると、ふうとため息をついた。
「うちの親父は酷い親ばかでのう。うちがアイドルを始めたきっかけも親父のわがままじゃった。うちの娘が一番可愛いんじゃ!巴、全国の茶の間に見せたれい、なんて勝手なことを言い腐っての。おかしいじゃろ?」
そういうと彼女はコーヒーカップをソーサーの上でくるりと回した。
かちゃりと陶器の擦れる音がする。
「つまり、なにが言いたいんだ?」
俺は、余裕を漂わせた口調で話す巴をにらみつけた。
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