60:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/20(木) 21:42:30.73 ID:qnuFZ/Vl0
「そんな親ばかな親父が一人娘を遠くに放っておくと思うか、Pは?」
「思わないよ」
「そう、その通りじゃ。大体事務所とうちの周りには何人か、うちの若いもんがついとる。過保護なもんじゃ、本当にのう……」
そういうと彼女はコーヒーカップを回す指を止めた。
そして、こちらを下からのぞきこむようにして、
「じゃからの、あの日のことは知っとるんじゃ。Pが死にかけとったことも……。それが誰の仕業なのかも」
と、言った。
先ほどまでのかすかな笑みも、その表情からは消えていた。
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