2:お団子 ◆bZ4I4TB4eY
2013/06/16(日) 10:33:29.35 ID:JU4jzfX90
◇◇◇01◆◆◆
◎、というのが僕のあだ名だ、最初にそう呼んだのは誰だったか、定かではない。
だが、人の事を記号に例える奴だ、相当に奇人変人であることに間違いはないだろう。
誰かにどうしてそんな名がついたのかと聞けば「文字の読みを変える」らしいのだが、
本人の俺が分からないというのに、一体どうやってそういう経緯に辿り着けたのか、やはりよく分からない。
まあ、自己紹介はその程度にしておくにしても、今回の小説もどきは私が語り部となる。
正直に言ってしまえば全くもって乗り気になれないのだが、
狐の面を被ったような彼女が語れば、嘘の羅列と妄言の空想劇にしかならないし、
人形のように愛らしい彼女は、そもそもとして一体どんなに悲惨な出来事になってしまうのだろう。
それはそれで一度は立ち読みをしてみたい所だが、それでも複数回読むのは無理そうだ。
まず、会計に持っていけるかどうかが怪しい。
そういう訳で、今回、乗り気ではないが、俺に白羽の矢が刺さったというわけである。
痛々しい。
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