過去ログ - 岡部「離合集散のアンフィビアン」
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2013/06/16(日) 17:30:01.75 ID:AS9AYY6f0
男「俺は天王寺裕吾。おめー、名前は？」
てん……のうじ……。
やはり、なんだか懐かしい。
21: ◆gzM5cp9IaQ[saga sage]
2013/06/16(日) 17:32:06.35 ID:AS9AYY6f0
天王寺「なあ岡部、おめー今日からうちでバイトしねーか」
倫太郎「え？ バイト？」
22: ◆gzM5cp9IaQ[saga sage]
2013/06/16(日) 17:33:48.13 ID:AS9AYY6f0
天王寺「どうする？ 自信なかったら断ってもいいんだがな。欲しいんだろ？ 居場所ってやつが」
欲しい。
俺の居場所が──
23: ◆gzM5cp9IaQ[saga sage]
2013/06/16(日) 17:34:41.90 ID:AS9AYY6f0
倫太郎「だから俺はガキじゃ……」
天王寺「いいから飲んどけって」
24: ◆gzM5cp9IaQ[saga]
2013/06/16(日) 18:13:20.02 ID:AS9AYY6f0
Chapter 2 『焦躁のサクリファイス』
25: ◆gzM5cp9IaQ[saga]
2013/06/16(日) 18:16:34.88 ID:AS9AYY6f0
小さくなる軽トラックを眺めていると──
綯「ねーねー、バイトのお兄ちゃん。今日は何して遊ぶの？」
26: ◆gzM5cp9IaQ[saga sage]
2013/06/16(日) 18:17:41.78 ID:AS9AYY6f0
片付けを終え店番をしていると、大柄の男が店内にのしっと踏み入ってきた。
外は夕暮れで赤く染まっており、逆光のため男の顔はよく見えない。
27: ◆gzM5cp9IaQ[saga sage]
2013/06/16(日) 18:18:38.47 ID:AS9AYY6f0
天王寺「しっかしおめーもたくましくなったな」
28: ◆gzM5cp9IaQ[saga sage]
2013/06/16(日) 18:19:56.41 ID:AS9AYY6f0
倫太郎「それじゃあ俺はそろそろ帰りますね。ごちそうさまでした」
29: ◆gzM5cp9IaQ[saga sage]
2013/06/16(日) 18:23:08.21 ID:AS9AYY6f0
天王寺「ったく、また信号まちかよ……」
30: ◆gzM5cp9IaQ[saga sage]
2013/06/16(日) 18:24:47.70 ID:AS9AYY6f0
天王寺「おい？ どうした岡部」
天王寺「ったく冗談だよ、本気にすんなって」
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