過去ログ - 岡部「離合集散のアンフィビアン」
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286: ◆gzM5cp9IaQ[saga sage]
2013/06/21(金) 09:02:32.61 ID:91TEI0rGo
天王寺「……」
数秒ほど間があり、天王寺がこちらを振り返って俺の名を呼ぶ。
287: ◆gzM5cp9IaQ[saga sage]
2013/06/21(金) 09:03:34.12 ID:91TEI0rGo
電話レンジの設定は済んだ。
42型ブラウン管も点灯済み。
288: ◆gzM5cp9IaQ[saga sage]
2013/06/21(金) 09:06:25.39 ID:91TEI0rGo
萌郁「……私、FBと一緒に、いる」
出ていこうとした天王寺の後を萌郁が追いかける。
289: ◆gzM5cp9IaQ[saga sage]
2013/06/21(金) 09:07:18.01 ID:91TEI0rGo
倫太郎「……店長も、色々とすみませんでした」
290: ◆gzM5cp9IaQ[saga sage]
2013/06/21(金) 09:10:10.89 ID:91TEI0rGo
色々──あった。
俺は、今日という日を忘れはしないだろう。
この世界線の未来は今日で終止符を打たれる。
291: ◆gzM5cp9IaQ[saga sage]
2013/06/21(金) 09:10:50.37 ID:91TEI0rGo
──それにしても。
なぜ店長はいきなりDメールを送ろうなどと?
292: ◆gzM5cp9IaQ[saga sage]
2013/06/21(金) 09:12:07.03 ID:91TEI0rGo
紅莉栖「これ……見て」
ぼんやりと光る携帯のディスプレイを差し出しながらそう呟く。
画面には表示されていたのは──
293: ◆gzM5cp9IaQ[saga sage]
2013/06/21(金) 09:13:12.10 ID:91TEI0rGo
紅莉栖「送ったのは多分……私……」
紅莉栖「タイムリープマシンの構想自体は、すでに私の頭の中にあったから……。さっき抜けだしてパーツを買ってきたの」
294: ◆gzM5cp9IaQ[saga sage]
2013/06/21(金) 09:14:00.03 ID:91TEI0rGo
紅莉栖「ふぇっっ!?」
倫太郎「……すまない、紅莉栖」
295: ◆gzM5cp9IaQ[saga sage]
2013/06/21(金) 09:14:50.91 ID:91TEI0rGo
倫太郎「お前はここにいるのに……」
倫太郎「俺はお前を……助けられない……」
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