17: ◆index//3x.[ saga]
2013/07/08(月) 23:29:07.20 ID:dKuzFKZbo
鼻血が出た。
深夜、この時間になぜ同じように鼻血が出るのか。
そんなとこは別に同じにならなくても良かったのにーなんて考えながら、寝床であるユニットバスを後にする。
18: ◆index//3x.[sage]
2013/07/08(月) 23:29:50.25 ID:dKuzFKZbo
「……おいおい、別にここまで一緒じゃなくた……ッ」
チラッとベッドが目に入っただけなのに。
19: ◆index//3x.[ saga]
2013/07/08(月) 23:30:25.64 ID:dKuzFKZbo
「危ねえ危ねえ」
二度と同じ過ちを繰り返さないと決めた俺は、ティッシュを何枚か持ったままベランダへ出た。
汗(冷汗)も今少しかいてしまったので、ちょうど良い。
20: ◆index//3x.[sage]
2013/07/08(月) 23:32:08.08 ID:dKuzFKZbo
「!?」
「……何してたのかな、とうま」
21: ◆index//3x.[ saga]
2013/07/08(月) 23:32:48.53 ID:dKuzFKZbo
ただ、学園都市第一位はどうも違うようで。
今まさに下を歩いているのはその人だった。
22: ◆index//3x.[ saga]
2013/07/08(月) 23:33:43.70 ID:dKuzFKZbo
見えなくたって分かる。
一度聞いたら忘れないあの話し方は。
「打ち止めか」
23: ◆index//3x.[ saga]
2013/07/08(月) 23:34:42.83 ID:dKuzFKZbo
インデックスとともに外へ出ると、未だにミサカはミサカはと聞こえてくる。
一方通行はまた音も反射してるのだろうか。
なんかかわいそうになったので、とりあえず二人のところへ行こうと思ったところで。
24: ◆index//3x.[ saga]
2013/07/08(月) 23:35:24.47 ID:dKuzFKZbo
「────いやーなんというかここまで完全完璧無反応だとむしろ清々しいというかでも悪意を持って無視しているにしては歩いているペースとか普通っぽいしこれはもしかして究極の天然さんなのかなーってミサカはミサカは首を傾げてみたり」
「……、くっだらねェ」
25: ◆index//3x.[ saga]
2013/07/08(月) 23:35:56.13 ID:dKuzFKZbo
「はい、そこの人。おとなしくしてねー」
「動かない、動かないでねー」
26: ◆index//3x.[ saga]
2013/07/08(月) 23:36:32.06 ID:dKuzFKZbo
「……で? 何の用だァ?」
「誰かさんが裸の女の子を従えながらウチのベランダを凝視してたら怪しいと思うに決まってるだろ?」
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