20: ◆index//3x.[sage]
2013/07/08(月) 23:32:08.08 ID:dKuzFKZbo
「!?」
「……何してたのかな、とうま」
21: ◆index//3x.[ saga]
2013/07/08(月) 23:32:48.53 ID:dKuzFKZbo
ただ、学園都市第一位はどうも違うようで。
今まさに下を歩いているのはその人だった。
22: ◆index//3x.[ saga]
2013/07/08(月) 23:33:43.70 ID:dKuzFKZbo
見えなくたって分かる。
一度聞いたら忘れないあの話し方は。
「打ち止めか」
23: ◆index//3x.[ saga]
2013/07/08(月) 23:34:42.83 ID:dKuzFKZbo
インデックスとともに外へ出ると、未だにミサカはミサカはと聞こえてくる。
一方通行はまた音も反射してるのだろうか。
なんかかわいそうになったので、とりあえず二人のところへ行こうと思ったところで。
24: ◆index//3x.[ saga]
2013/07/08(月) 23:35:24.47 ID:dKuzFKZbo
「────いやーなんというかここまで完全完璧無反応だとむしろ清々しいというかでも悪意を持って無視しているにしては歩いているペースとか普通っぽいしこれはもしかして究極の天然さんなのかなーってミサカはミサカは首を傾げてみたり」
「……、くっだらねェ」
25: ◆index//3x.[ saga]
2013/07/08(月) 23:35:56.13 ID:dKuzFKZbo
「はい、そこの人。おとなしくしてねー」
「動かない、動かないでねー」
26: ◆index//3x.[ saga]
2013/07/08(月) 23:36:32.06 ID:dKuzFKZbo
「……で? 何の用だァ?」
「誰かさんが裸の女の子を従えながらウチのベランダを凝視してたら怪しいと思うに決まってるだろ?」
27: ◆index//3x.[ saga]
2013/07/08(月) 23:37:57.09 ID:dKuzFKZbo
「おい、どこ行くんだよ」
「どこってオマエ、アホ? 今何時だと思ってやがる。帰ンだよ」
28: ◆index//3x.[ saga]
2013/07/08(月) 23:38:56.28 ID:dKuzFKZbo
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29: ◆index//3x.[ saga]
2013/07/08(月) 23:40:23.55 ID:dKuzFKZbo
「あ、そういえば自己紹介してもらってないんだよ。あなたの」
「そうだったそうだった」
30: ◆index//3x.[ saga]
2013/07/08(月) 23:41:08.08 ID:dKuzFKZbo
「何を言うか、ちゃんと聞いてたさ。な、インデックス? ほら、やってやれ」
「えーと、ミサカの検体番号は二○○○一号で、『妹達』の最終ロットとして製造されたんだけど、ってミサカはミサカは事情の説明を始めるけど。コードもまんま『打ち止め』で本来は『実験』に使用されるはずだったんだけど、ってミサカはミサカは愚痴ってみたり。ところがどっこい見ての通り『実験』が途中で終わっちゃったからミサカはまだ体の調整が終わってないのね、ってミサカはミサカはさらに説明を続けたり。製造途中で培養器から放り出されちゃって何だかチンマリしちゃってるの、ってミサカはミサカは……聞いてる?」
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