218: ◆index//3x.[ saga]
2013/09/25(水) 00:00:43.43 ID:J9lLrmbYo
「……それで見つからないように先生よりも早くってこと?」
「そういうこと」
219: ◆index//3x.[ saga]
2013/09/25(水) 00:01:35.17 ID:J9lLrmbYo
学校に着いたが、やっぱり人は誰もいなかった。
当然だ、学校はまだ開いてすらない。
通学路で他の学校の生徒達に会うこともなかった。
220: ◆index//3x.[ saga]
2013/09/25(水) 00:02:10.33 ID:J9lLrmbYo
「何回見てもこの光景に私は慣れそうもないんだよ」
「俺もだよ」
221: ◆index//3x.[ saga]
2013/09/25(水) 00:03:01.36 ID:J9lLrmbYo
「どうだよ」
「あの、えーっと……。す、凄かったよ!」
222: ◆index//3x.[ saga]
2013/09/25(水) 00:05:03.54 ID:J9lLrmbYo
非常に眠たい。
……何が嬉しくて朝から勉強をしなくてはならないのか。
223: ◆index//3x.[ saga]
2013/09/25(水) 00:07:19.72 ID:J9lLrmbYo
「朝から何寝ぼけた顔してんのよ貴様は」
「悪かったなこんな顔でよ。朝から珍しく勉強したらこうなったの」
224: ◆index//3x.[ saga]
2013/09/25(水) 00:08:55.51 ID:J9lLrmbYo
「転校生本人に聞いた。そっちの学校にお世話になりますって」
「ふーん。……何か訳ありとか」
225: ◆index//3x.[ saga]
2013/09/25(水) 00:11:37.45 ID:J9lLrmbYo
そうこうしている間に朝休みも終わりかけていた。
……俺は寝ていただけだったけど。
起きたら久々に見る顔がたくさんあったのでびっくりした。
226: ◆index//3x.[ saga]
2013/09/25(水) 00:12:04.43 ID:J9lLrmbYo
やがてチャイムは鳴り、先生が入ってきた。
「はいはーい、それじゃさっさとホームルーム始めますよー。始業式まで時間が押しちゃってるのでテキパキ進めちゃいますからねー」
227: ◆index//3x.[ saga]
2013/09/25(水) 00:12:57.15 ID:J9lLrmbYo
「えー、出席を取る前にクラスのみんなにビッグニュースですー。なんと今日から転入生追加ですー」
おお、とみんなが小萌先生に注目する中、吹寄だけがこちらを向いてきた。
228: ◆index//3x.[ saga]
2013/09/25(水) 00:13:26.13 ID:J9lLrmbYo
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