92: ◆index//3x.[ saga]
2013/07/29(月) 11:33:21.97 ID:65Vj5y3Zo
「……ンだァ?」
「あ、もしもし一方通行か?」
93: ◆index//3x.[ saga]
2013/07/29(月) 11:34:40.15 ID:65Vj5y3Zo
「電話終わったぞ、まだ居るのか?」
「もちろん。時間を割いてもらって済まなかったね」
94: ◆index//3x.[ saga]
2013/07/29(月) 11:36:06.61 ID:65Vj5y3Zo
「打ち止め、研究者の人が来たぞ」
「あ……あの人が……連絡つけて…………くれたのかな……?」
95: ◆index//3x.[ saga]
2013/07/29(月) 11:36:57.96 ID:65Vj5y3Zo
「ふい、お待たせ」
「いや、こちらこそわざわざ預かってもらって済まない」
96: ◆index//3x.[ saga]
2013/07/29(月) 11:37:38.56 ID:65Vj5y3Zo
「……もしもし」
「あァ?」
97: ◆index//3x.[ saga]
2013/07/29(月) 11:38:18.82 ID:65Vj5y3Zo
「オイ」
「ん?何だ?」
98: ◆index//3x.[ saga]
2013/07/29(月) 11:39:59.18 ID:65Vj5y3Zo
何だ、何の話だ?
何で一方通行はこんなことを言っている?
打ち止めは今運ばれている途中のはずだ。
"この女の人が誰かは知らない"が、この人には連絡がいってないだけだろう。
99: ◆index//3x.[ saga]
2013/07/29(月) 11:40:40.86 ID:65Vj5y3Zo
「……チッ。面倒くせェ。オイ芳川! オマエの名前を使ってガキを連れ去った男がいる。そンなことをやりそォなヤツを教えろ」
「男……。多分一人しかいないでしょうね。天井亜雄よ」
100: ◆index//3x.[ saga]
2013/07/29(月) 11:41:37.76 ID:65Vj5y3Zo
……ふとインデックスに袖を引っ張られている事に気がついた。
(どうした?)
101: ◆index//3x.[ saga]
2013/07/29(月) 11:43:10.12 ID:65Vj5y3Zo
「さて、本題に入りましょうか。天井かもしれない男が、私の名前を使って最終信号を連れて行った。これでいいのかしら、上条くん?」
「はい、まあ多分」
102: ◆index//3x.[ saga]
2013/07/29(月) 11:43:50.74 ID:65Vj5y3Zo
「で、あのガキについてたバグってのは? っつか、ウィルスだっけか?」
「『実験』終了後も最終信号はここの培養器で秘密裏に預かっていたのだけど、一週間ほど前に突然異常な脳波が計測されてね。慌てて培養器のある建物に行ってみれば、もう設備は内側から破壊されてあの子は逃亡した後だった、という訳。その時は、何が起きたか分からなかったわ。原因不明の暴走という方向で、とりあえずウチのスタッフが捜索する事になったの」
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