過去ログ - エレン「進撃の巨人オルタネイティヴ?」
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11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/06/17(月) 23:49:26.47 ID:h1JdYc2Wo
アルミン「……もう、ひどいよエレン」

エレン「悪かった、悪かったから話を聞いてくれ」

俺達は宿舎裏の芝生に腰掛けていた。
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/06/17(月) 23:49:56.60 ID:h1JdYc2Wo
見ると、アルミンは驚いた顔をしている。
……おかしいところがあっただろうか?
立体起動で近づき刃で巨人の弱点であるうなじを切り取る。
現状最も巨人への勝率が高い戦法だ。

以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/06/17(月) 23:50:23.04 ID:h1JdYc2Wo
エレン「ジャンが普通に挨拶してきたんだが、俺ら仲悪かったよな? それとも違うか?」

アルミン「ジャン? ああ、そうだね、彼は成績上位になって憲兵団に入るって公言してる。エレンとは正反対の動機を持ってる」

アルミン「ただ二人とも、お互いの思想を否定するほど狭量でもないからね」
以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/06/17(月) 23:50:51.14 ID:h1JdYc2Wo
……なんだろうな、この違いは。
これは彼女達の性格そのものが変わっているのか、それとも俺との距離によるものなのか。
そう考えて、ライナーの言葉を思い出す。

エレン「そうだ、アレはなんだよ、恋愛原子核って。お前が言い出したって?」
以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/06/17(月) 23:51:28.22 ID:h1JdYc2Wo
エレン「……もう一つ。今日はミカサはどうした? 食事にも来てなかったけど、病気でもしてんのか?」

アルミン「……え」

エレン「お前、さっきのメンバーでいつも食事してるって言ったよな」
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/06/17(月) 23:52:13.85 ID:h1JdYc2Wo
用事がある、と言い残してアルミンが去った後も、俺は芝生に寝転んでいた。

……ミカサが死んだ世界、だって?
現実味がまったく沸かなかった。
あいつが俺の家に来てから今まで、顔を見ない日は一日もなかった。
以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/06/17(月) 23:52:43.05 ID:h1JdYc2Wo
思わず嘆息する。
彼女が言葉を継いだ。

アニ「知らないけど……もしかして、エレンとアルミンの幼馴染だった、って子のこと?」

以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/06/17(月) 23:53:11.10 ID:h1JdYc2Wo
エレン「悪い、一人にしてくれるか」

アニ「……分かった」

彼女は素直に立ち上がった。
以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/06/17(月) 23:53:40.09 ID:h1JdYc2Wo
アニと入れ替わるようにして、アルミンが戻ってきた。
あるいは、様子を見て気を利かせてくれていたのかもしれない。
その手には何冊かの本があった。

アルミン「今後のエレンのことだけど、さっきの仮説が正しいとして」
以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/06/17(月) 23:54:28.22 ID:h1JdYc2Wo
手書きの図解が付いた巨人の生態についての解説。
だがその姿は……「巨人」という名からは想像し難い、化け物じみたもの。
それはおぞましく、図解だけでも人を不快にさせるグロテスクな姿だった。

エレン「……なんだこれは。俺の知ってる巨人は、文字通り、大きな人間型だ」
以下略



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