過去ログ - ヒイロ「インフィニット・ストラトス」
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28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/06/20(木) 00:05:54.90 ID:+yo/kIigO
次の日の朝は、雰囲気が暗かった。
仕方ない、普通は友達が死んだらすぐに立ち直れるものではない。
ヒイロはどうすればいいのか分からないので、朝食をサッサと済ませて外に出て行った。
今や町中は恐怖が充満していた。
ああ、これが俺のしてきた事か…何て思いながらヒイロは一人考える。
空を見上げると白い鳥が飛んでいた。

「…俺は、どうすればいい…?」

それは決して誰も教えてくれない

その時、いきなり爆発音が鳴り響いた。
瞬間、ヒイロはスグさま建物内へと飛び込んだ。
体はナマってはいなかった。
ヒイロは状況確認をするため、外を覗いて見る。
恐らくは、ホワイトファングの残党の仕業。
かつての同志だが、今は違う。
寧ろ敵だと考える。

そう考える程、ヒイロには感情が芽生え始めていた。
しかし、今はそんな事はどうでも良かった。
爆発音のした方角を見てゾッとした。


あの、女の子の家だった

「っ!…間に合えっ!」

ヒイロは風のように走り出した。
急がないと2人が危険だ。
武器は何にも無い、敵の数も分からない。
それでもヒイロは走り出す。
子供では確実に出せない速度で…


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