過去ログ - モバP「いいお酒が手に入ったので」
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341: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2013/07/23(火) 12:15:00.12 ID:dkn07Xpr0
奈緒ちゃんは、ゆっくりと語りだす。
Pさんと私たちが一緒に仕事をはじめたのは、3年くらい前です。
凛はすでにアイドルの仕事をしてましたけど、私と加蓮はデビュー前で。
凛は、歌で勝負したいと思ってたようですけど、私や加蓮がついていけなくて。
そこの間を取り持っていたのがPさんでした。
凛は最初、ものすごく抵抗したんですけど。
Pさんは私たちを、ダンサブル・パフォーマンスのユニットとして売り出したんです。
私はそこそこ体力はあったし、加蓮は負けるのがとにかく嫌いだったから。
凛も踊りは弱かったみたいで、なんか、スタートラインが一緒になれてうれしかったんです。
Pさんはとにかく「自分たちでよく考えろ」って、そればっかりで。
でも、結局いろいろアドバイスしてくれるんです。
凛は特に、歌への希望は捨ててなかったので、だいぶPさんに食って掛かってました。
考えてみると、凛が一番Pさんといることが多かったかな。
自分が納得するまで食いついてたし。
奈緒「だから、Pさんと一緒に作っていくことが楽しくて、それで」
楓「好きになった、のかな?」
奈緒「……たぶん」
凛のヴォーカルをメインに据えるようになったのは、ユニット結成で半年くらいです。
今のスタイルですね。
ダンサブルからパワー・ミュージックへ変わることに、ファンの抵抗があるかもってことで。
だいぶ準備して動いていたようです。
Pさんはとにかく、凛のヴォーカルを指導してました。
凛もうれしそうで。
奈緒「ああもう、付き合ったらいいじゃん、って」
奈緒「加蓮とよく言ってました」
そう言って、奈緒ちゃんは笑う。
奈緒「でもそうやってはやし立てて、私たちは、やってはいけないことをしたな、って」
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