過去ログ - ユミル「実はベルトルトなんだ」
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195:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/21(金) 16:02:19.28 ID:5tVhYlnK0
ユミル「お前は甘え方を忘れてしまった馬鹿だ」

ユミル「私が特別に甘え方を教えてやる」

ユミル「まずはステップ1だ。私を抱きしめて思いっきり、好きなだけ泣きやがれ」

ユミル「飽きるまで付き合ってやるよ」

ベルトルト「……」

ユミル「お前はよく頑張ったよ。ベルトルト」

彼女の言葉に、感情は関を切ったかのように溢れ出す。動きを止めていた心臓が自分の動きを思い出したかのような。
そんな、なんでもない当たり前の動作。

ベルトルト「あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!!」

ユミル「そうそう。泣け泣け。どんなに気持ち悪くても私がお前を肯定してやる」

私の服に滲む涙は、服にしみ、肌を通り、私の心まで直接流れ落ちている気がした。

ベルトルト「ごめんよ母さん……助けられなくてごめんよ……」

ユミル「全く……。ガキは嫌いな筈なのにな畜生」

夜が明けるまで彼は一心不乱に泣き続けた。感情を抑えた。



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