過去ログ - 【ガルパン】みほ「僕の名は西住小次郎。」
1- 20
150: ◆MBDL96yQmCZm[saga]
2014/01/24(金) 03:40:22.10 ID:qgMawXh60




その時、会長の杏が桃に言った。

「かーしま、DチームとEチームへの根回しは任せる。Cチームの方には私から言っておくから・・。」

「分かりました。では、さっそく手配します。」

そう言うと、桃はカエサル達のいる方へと歩いて行った。

それを見届けた杏は、Cチームのいる方へ行き、キャプテンの典子に声をかけた。

「ちょっと、いいかな? 今日の訓練の事なんだけどさ・・・。」


 ・

 ・

 ・

 ・


「かーしま、どうだった?」

「はい。根回しは完了しました。両チームともに了承してます。あとは手筈通りに・・。」

「そう。Aチームには気づかれてないよね?」

「はい。問題ありません。」

そんな会話をしている二人を訝しんだ柚子は杏に尋ねた。

「会長、根回しって何のことです?」

「そういや、小山には言ってなかったね。
 今回の演習は自分以外の全てチームを撃破する対戦方式・・・・と見せかけてB、C、D、Eチームで手を組んで、西住君のAチームを叩くよ。」

「え!?」

サラッと、とんでもない事を言ってのけた杏に対して柚子は驚愕の声を上げた。

「何故そのような事を!?」

「ちょっと荒っぽいやり方だけど、早急に確かめておかなきゃならない・・・西住君の実力の程を。そのための、演習なんだよね。
 彼の実力次第で、今後の私達の方針も変わってくるからさ。
 だから全チームで西住君のチームを囲む。その圧倒的不利な状況で、それを切り抜ける事が出来るだけの実力を持っているか・・・そこを確認しておきたい。」



そのようなやり取りが行われている事など、みほ達Aチームには知る由もなかった。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
837Res/529.61 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice