過去ログ - 【ガルパン】みほ「僕の名は西住小次郎。」
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◆qhgncplhK2
[saga]
2013/07/02(火) 00:44:45.40 ID:rbT6jNmd0
三人に教室から連れ出されたみほは、廊下に来ていた。
「あの・・・話とは何でしょうか?」
みほは恐る恐る聞いてみる。
「必修選択科目の授業のことなんだけどさ・・・・」
杏が口を開いた時、みほは妙な胸騒ぎを覚えた。
何か良からぬことが起こるような、そんな嫌な予感がしたのだった。
「戦車道をとってね。」
「・・・・・・ッ!!!!」
杏からその言葉を聞かされた瞬間、心臓が大きく跳ね上がった。
背筋が凍りつくような感覚に襲われる。
戦車道・・・それは、みほにとって忌避すべきものだった。それこそ思い出すだけでも戦慄に襲われる程に。
そもそもみほがこの学校に転校してきたのも、戦車道を避けるためだったのだが・・・・。
「待ってください! この学校には戦車道の授業はなかった筈・・・。」
「今年から復活することになったんだ。だからお前にもやってもらう。」
桃がキッパリと言い放つ。
「僕は戦車道がなかったから、この学校に転校してきたんですよ。」
「そうなの? いや〜、これはもはや運命だね。君は戦車道をやる運命にあるんだよ♪」
みほが必死で抗議するが、杏にはおちゃらけた態度で流されてしまう。
「そもそも必修選択科目って自由に選べるんじゃ・・「とにかく、そういう事だからよろしく。じゃあね。」
みほの言葉を遮るようにして、話を打ち切られてしまった。
自分達だけ、言いたいことを一方的に言った杏は、桃と柚子を引き連れ、そのまま立ち去って行った。
(そんな・・・・・・。)
あまりにも一方的で強引な話に、みほは茫然自失になった。
立ち去って行く生徒会三役の背中を、ただ黙って見ていることしかできなかった。
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