過去ログ - 【ガルパン】みほ「僕の名は西住小次郎。」
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◆MBDL96yQmCZm
[saga]
2016/06/03(金) 22:15:03.64 ID:6oDPfaFgo
みほが大洗戦車道チームの隊長になってから数日が過ぎる。
チームの運営は順調に軌道に乗っていったのであった。
みほが策定した人員育成計画に則って、各員は訓練に励んでいく。
みほは、そんな皆の訓練を見守りつつ、気づいた事があれば、その都度アドバイスをしていった。
そんなみほの指導のおかげで、彼女達の技量は着実に向上していったのである。
ある日、チームの者達が話していた。
「何か最近の私達、大分上達してきたよね。」
「だよねー。私も、この前の訓練の時に一発で当てれたよ。」
嬉しそうに言ったのは、一年の梓とあゆみであった。
彼女はここ数日の間に、自分達の腕が上達してきた事を、しっかりと感じ取っていたのである。
そして、このように喜んでいたのは彼女達だけでない。
チームの皆が、訓練によって自分達が着実に上達してきている事を感じる事が出来て、喜んでいた。
そんな彼女達が喜んでいる姿を見たみほもまた、とても嬉しくなった。
自分が皆の役に立つ事が出来ているという事・・・・そして、皆が喜んでいるという事が、みほにとっては何よりも嬉しかったのだ。
その喜びをもっと味あわせてあげたい・・・もっともっと、皆の役に立ちたい・・・・そう思えば、一層に気合が入るのである。
(僕の、隊長としての仕事はまだまだ始まったばかり。これからも、もっと頑張らないと・・・。)
ある日の朝、みほはそのように思いながら、制服に着替える。
Yシャツを身に纏い、ネクタイ締め、上着のブレザーを羽織った。
「今日も張り切って、いってみよう。」
そう言いながら、みほは玄関を出て、学校へ向かった。
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それからというもの、みほは隊長としての職務に、より一層、精力的に取り組んでいった。
訓練指導は勿論の事、各種書類整理や、自動車部との調整、そして車両のメンテナンスなど、その仕事は多岐に渡る。
みほは、それら全ての仕事を完璧にこなしていった。
しかし、それ故にみほは多忙を極めた。
そのせいで最近、やや寝不足気味になってしまっている。
だが本人はその事を苦にしておらず、寸暇を惜しんで精力的に仕事に打ち込んでいった。
そんなある日の事である。
「さてと・・・・それじゃあ今日もやるか。」
その日、みほは訓練終了後に、いつものように仕事を始めようとしていた。
まずは車両整備と、その後に書類作業である。
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