過去ログ - 【ガルパン】みほ「僕の名は西住小次郎。」
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639: ◆MBDL96yQmCZm[saga]
2016/06/03(金) 22:20:50.21 ID:6oDPfaFgo

そしてさっそく、みほは整備に取り掛かろうとしていた、その時であった。

「小次郎君。」

自動車部のナカジマが、みほに声をかけた。

「戦車の整備なんだけどさ・・・・今日は私達に全部任せてくれないかな。」

「え!?」

みほは驚いた。
そして、そんなみほにナカジマは言った。

「ほら・・・小次郎君には、整備以外にも色んな仕事があって忙しいでしょ。
 だから、こっちは私達でやっておくよ。」

「でも・・・・。」

すると、スズキ、ホシノ、ツチヤがみほに言った。

「大丈夫大丈夫。」

「小次郎君から今まで教わってきた事は、もう完璧に覚えたからさ。」

「そうそう。だから、こっちは心配はいらないよ。」

みほも自身も、ナカジマ達の整備士としての腕前は、その目で見てきており、ちゃんと知っている。
だからこそ、みほは安心して彼女達に任せる事が出来た。

「それじゃあ、メンテナンスはお願いします。」

そう言うと、みほはその場を後にした。



(とりあえず、車両整備の方はナカジマさん達に任せておいて、僕は書類の方を・・・。)

みほは書類整理をするために、校舎の方へ向かった。



すると・・・・


「ゆかりん。この書類って、これで良いんだっけ?」

「はい。そんな感じで。」

「えっと、確かこの書類は生徒会の方へ回す物でしたよね。」

そこには、不慣れながらも、書類を仕上げていく、沙織と優花里、華がいた。


「Z Z Z z z z z・・・・。」

「て、ちょっと麻子! 起きなさいよ!!」

ペンを手に握ったまま机の上に突っ伏して寝ていた麻子に、沙織はツッコミを入れる。


その光景に、みほは少し戸惑いながら、沙織に尋ねた。

「あの・・・・皆、何をやっているんですか?」

「あっ、コウちゃん。いや・・・麻子もさっきまでは、珍しくがんばってたんだけど、寝ちゃってさ。」

「いえ、そうじゃなくて・・・。」


すると、華が口を開いた。

「最近、小次郎さん、お疲れのようでしたので・・・だからせめて、私達にも何か手伝える事は無いかって、思ったんです。」

それは、みほの事を気遣う言葉であった。



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