過去ログ - 【ガルパン】みほ「僕の名は西住小次郎。」
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644: ◆MBDL96yQmCZm[saga]
2016/06/03(金) 22:35:28.19 ID:6oDPfaFgo






「ごめんね、お姉ちゃん。何度も来てもらっちゃって。」

「いや、かまわんさ。それで相談したい事とは一体なんだ?」

そこで、みほはさっそく本題に入った。
戦車道全国大会の件について、まほに相談したのだ






「なるほど。」

みほから事の経緯を説明されたまほは頷いた。


「皆が乗り気で止めるに止められなくて。でも家を飛び出した身である僕がそんな勝手な事をするわけにはいかない。
 だから、もうどうしていいか分からなくて・・・。」

西住の名を持つ者として勝手な事は出来ないと思う、みほ。



しかし、そんなみほに対し、まほは意外な言葉を言った。

「別に、そんなに気にする事はないんじゃないか?
 いいじゃないか、好きにやって。」

「えっ!?」

意外な言葉に、みほは驚いた。
そんなみほに、まほは更に言う。

「こう言っては何だが、みほはもう西住流を破門された身。つまり西住流の人間ではない。
 だから西住流に縛られなきゃいけない理由なんて何も無いのだよ。
 故に好きにしていいんだ。自由の身だよ。」

「でも・・・・・。」

「そんな事より、みほはどうしたいんだ?」

その問いに、みほは答えた。

「僕は・・・・・仲間達と一緒に、同じ道を歩みたい。皆が大会に出たいのなら僕も一緒に出たいと思う。許されるのなら。」

「だったら何も遠慮する事は無い。思う存分にやれ。」

「本当にいいの?」

「ああ。 心配するな。お母様には私の方から上手く言っておくよ。」

まほから促されたみほは決心する事が出来た。

「分かった。じゃあ、思い切って挑戦してみるよ。」

「その意気だ、みほ。」



こうしてみほは、大洗チームを率いて全国大会に出場する事になった。

それが一体どのような結末をもたらすのか・・・それは誰にも分からないのである。




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