過去ログ - 【ガルパン】みほ「僕の名は西住小次郎。」
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◆MBDL96yQmCZm
[saga]
2017/03/04(土) 23:39:11.44 ID:2H4cmkx6o
そして、ここまで大洗チームの取ってきた行動なのだが・・・みほが無線を通して出した指示の内容と、実際の行動が大きく食い違っているのには
理由がある。
「ここで一旦集合しましょう。 沙織さん、お願いします。」
「任せて。」
みほの指示を受けた沙織。その手には携帯電話が握られていた。
そして沙織の指が凄まじいスピードで動き、ボタンを押していく。
目にも留まらぬ速さで文字を打っていったのだった。
「送信っと。」
あっという間に、打ち終えた沙織はすかさず送信ボタンを押す。
「それにしても沙織さん・・・メール打つのが凄く速いんですね。」
「えへへ・・・まあね。 メール打つのは得意だから。」
みほが沙織のその腕前に感心する。
「頼りになります。 これからもお願いしますね。」
「も、勿論! 任せてよ、コウちゃん /////」
みほに面と向かって褒められた沙織は、思わず頬を少し赤くした。
沙織がやっていたのは携帯電話のメールである。
彼女達は無線通信機ではなく、携帯のメールで連絡を取っていたのだ。
つまり無線通信はわざと相手に盗聴させた、ダミーである。
無線傍受機を通して、偽情報を相手に流して誘導するというのがみほの考えた策だったのだ。
つまりこうである。
まず、みほは無線で、ジャンクションの左右に伏せて敵を待ち受けるように指示を出したが、実際には携帯メールで、八九式1両だけにジャンクションへ向かうように指示を出した。
V号突撃砲とM3中戦車は先に待ち伏せ地点へ向かわせておく。
そして機を見計らって、無線機を通して、あたかも自分達が敵に囲まれそうになったかのように演技しつつ、八九式を走らせ丸太を牽引。
その演技もあって、そこに大洗の一団がいるかのように敵に誤認させ、それによって敵主力を引き付けた。
その後、フラッグ車に関する偽の位置情報を無線で流した。
これよって、八九式で引き付けていた敵主力部隊のうちの一部を分散させ、あらかじめ構成しておいたキルゾーンへ誘き寄せようとしたのである。
実際、敵は思惑通りに、戦力の一部を引き抜き、みほが罠を張った場所へと向かわせた。
後はW号戦車を合流させた3両の戦車で、待ち伏せ地点へまんまと誘導された敵にクロスファイアを叩き込む。
以上がみほの考えた策であった。
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