過去ログ - 異世界で勇者になった俺の物語
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154:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/13(土) 16:35:09.58 ID:tlPsDxBG0
村人2「狭いとこですまないな、まぁ、くつろいでくれよ」

男「いえ、ありがとうございます」

魔騎「なぁ、アンタ」

村人2「ん?」

魔騎「さっきの話だが、軍ができたと言った、魔王は何かしてこないのか?」

村人2「さぁ?魔王だぞ?来るとしても魔獣とかじゃないのか」

村人2「魔人クラスなんて悪魔の巣ぐらいにしかいないだろうし、」

村人2「万が一、魔人がきても、光魔法の使い手たちだ、逆に返り討ちにされるだろうよ」

魔騎「魔王なら・・・自分自ら潰しに来るだろう」

村人2「え?」

魔騎「俺は魔王を見たことがある」

男「え」


魔騎「例えるならやつは・・・」


魔騎「死神だ」





―魔界・魔王城―

―――魔王の間―――


魔王「・・・それは本当か?側近鬼よ」

側近鬼「はい、確かに勇者が現れました」

魔王「そうか、どっちに行くと思う?」

側近鬼「それは分かりませんが・・・東か、西だと思います」

側近鬼「あの勇者はまだ未熟でした、魔獣を何匹か送り込めばいいかと」


魔王「先代の魔王たちは、勇者が来るまでここに閉じこもってたらしい、そして殺された」

魔王「バカなやつらだ、だが、僕は違う」


魔王「僕は潰す」

魔王「勇者が来る前に、僕の手で」


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