過去ログ - 「――――心に、じゃないのかな?」4<br>
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◆v2TDmACLlM
[sage saga]
2013/06/30(日) 22:05:07.68 ID:KmGcuWTi0
そう、浜面は何も死にたがりではない。自殺志願者でもない。
無能力者だからこそ冷静に戦況を違った視点から見据える事の出来るその
行動は絶対の勝利と確実性に裏付けされたものでしかない。
だから、浜面は木山春生に分からせる。
浜面「俺がついていくのにそれらしい理由がいるってんなら、言ってやるよ。
木山春生、アンタは信用出来ない」
己自身の脆弱性を。
木山「……どういうことかな」
静かに、木山春生が言葉を返す。
分かっていない。この女は大事な事を忘れている。
浜面「別に、アンタ自身の事を信用してない訳じゃない。目的も、生徒への気持ちも本物だって事は分かってる」
浜面「信用出来ないのはアンタの言葉だ」
浜面「アンタが必ず子供達を取り返して滝壺を連れ帰ってくるってのが、俺には信用出来ない。」
木山「っ…! 私がアイツらに負けるというのか!!負けるかもしれないと思うのか!?
そんなコトが演算能力も無い、力もない君にどうして分かる!!どうしてそう思う!!」
浜面「俺は知ってる。もう知っちまってる。自分の体で思い知ってるんだ先生。
――強力な能力者だって事が無能力者に勝てる理由になんてならねえんだよ」
浜面「事実、アンタはついさっきあの木原って野郎に負けてるんだから」
木山「……っ!!」
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