過去ログ - 咏「健夜さん、一度だけでいいから私と――」
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162:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/04/27(日) 21:49:51.55 ID:btAfseRV0
4月の中頃っていつ……?


163: ◆MvGQ5kLX6U[saga]
2014/05/19(月) 00:48:46.13 ID:a592rA5S0

健夜「……うん、やっぱり咏ちゃんはこの中じゃ抜けてるよね」

 画面越しなので、正確なところはわからないが各人の立ち振る舞いや、今までの戦績から戦力分析を行った結果、健夜はそう結論付けた。
 他の選手も曲がりなりにもプロであり、その中でもA級リーグに所属する実力の持ち主だ。決して弱いはずがない。相応の実力者である。
以下略



164: ◆MvGQ5kLX6U[saga]
2014/05/19(月) 00:50:23.09 ID:a592rA5S0

 それでも三尋木咏という打ち手は別格であると、健夜は評した。
 いや、健夜だけでなくこの試合を見ているほとんどの者が同じ結論に至ったことだろう。
 日本のエース――その称号は伊達や酔狂で冠されているわけではない。
 では、この試合は結果の分かりきった出来レースかといえば、それは違う。
以下略



165: ◆MvGQ5kLX6U[saga]
2014/05/19(月) 00:52:32.88 ID:a592rA5S0

 インターハイの解説はトッププロにのみ依頼される、一種のステータスではある。
 だが、だからといって通常の対局が免除されるなどということはない。
 つまり、普段の仕事に加えて解説が上積みされることになるのだ。
 そういう意味では解説はトッププロほどの実力者でなければ受けるだけの余裕がないといえるかもしれない。
以下略



166:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/19(月) 01:54:00.71 ID:Aw/5eJ7so
今日は終わりかな、乙です


167:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/06/17(火) 09:29:41.28 ID:7VitxayHO
ほしゅ


168:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[age]
2014/07/12(土) 02:17:31.76 ID:7mRIKWFX0
どうした?


169: ◆MvGQ5kLX6U[sage saga]
2014/07/18(金) 01:02:11.39 ID:5PSkO7yu0

しかし、荒れた試合展開になるのではという大方の予想とは裏腹に、対局自体は静かな立ち上がりだった。
席順は起家は一之瀬プロ。以下、二階堂プロ、三尋木咏、四条プロ。
立直はおろか、誰も鳴くこともない。淡々と牌が処理されていく。
互いに出方に慎重になっていたというのもあるのだろう。
以下略



170: ◆MvGQ5kLX6U[sage saga]
2014/07/18(金) 01:04:45.98 ID:5PSkO7yu0

 しかし、それも長くは続かないだろう。
 ただ漫然と流れに身を任せているだけでやっていけるほど、プロの世界は甘くない。
 事実、試合はすぐに動いた。二回の流局の後、親は三尋木咏。
最初にこの場を支配したのは、速攻に定評のある一之瀬プロだった。四巡目での先制リーチ。
以下略



171: ◆MvGQ5kLX6U[sage saga]
2014/07/18(金) 01:06:51.74 ID:5PSkO7yu0

 下家の二階堂プロはノータイムで降りる。
 元々が守備寄りの選手であり、安牌が少ない現状では躊躇はなかった。

 三尋木咏は危険牌こそ避けつつも、自身の手を進めていく。
以下略



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