6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/24(月) 06:35:19.86 ID:3DHSIISl0
 温かい湯気を立てる湯のみが机に置かれた。 
  
 やはり暑いときも熱いお茶だよね、夏バテしにくくなる。 
  
 由愛「Pさん、今日は、あの、何だか元気無いみたいだから、あの、それで」 
  
 由愛「これ食べて、元気が出たら、いいなって、あの…」 
  
 P「…チッ」 
  
 由愛「!!」ビクッ 
  
 由愛「…あ」 
  
 由愛ちゃんが何かに気付いたらしい声を上げる。 
  
 一拍置いて、プリンが手から取り落とされた。 
  
 蓋がついていたおかげでこぼれずに済んだが、中ではおそらく、形が崩れてしまっているだろう。 
  
 とりあえずメモ、びっくりする、あとプリンを落とす。 
  
 由愛ちゃんが慌て、プリンを拾おうと屈む。 
  
 由愛(Pさん、多分、機嫌悪いんじゃないんだ…) 
  
 由愛(私が、うざかったんだ) 
  
 床に片膝を着き、転がったプリンに手を掛けたまま、由愛ちゃんは動きを止めてしまった。 
  
 うざいとか、あるわけないのに。 
  
 由愛(すぐ絵を見せびらかそうとするし、お茶淹れたくらいでいい気になるし) 
  
 由愛(そういうのがうざかったんだ) 
  
 由愛(あとこの前のお仕事でも失敗あったし、フォローしてもらうばっかりで役に立たないし) 
  
 由愛(すぐ泣くし、駄目駄目で成長無いから、嫌われちゃったんだ) 
  
 由愛(優しいとか言ってもらえるわけないよ。なに思い上がってるんだろう) 
  
 由愛(…うざい子のくせに) 
  
 P「秋葉あああああ!!限界だぁああああああああ!!」 
  
 由愛「!!」ビクッ 
  
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