5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/24(月) 06:33:43.33 ID:3DHSIISl0
由愛「あ、あの、Pさん、今日はすごく晴れてますね。あの、昨日も、すごくいいお天気で」
P「…チッ」
由愛「!!」ビクッ
由愛「あ、ごめん、なさい…」
P(こちらこそ…)
由愛(…Pさん、今日は機嫌悪いんだ)
由愛(機嫌、良くなってもらいたいな)
由愛(絵は、まあいいや、いつでも見てもらえるもんね)
由愛(いつもPさんにたくさんお世話になってるから、今日は私が、Pさんのために何か、出来ることをやろう)
由愛(お茶とか淹れようかな)
P「…」
絵のことはもういいんだ。
俺のために何かをって…いい子だなぁ由愛ちゃんは。
とりあえずメモ、舌打ちをするとびくっとなる。
そして相手の精神衛生を考え動き始める。
由愛ちゃんが俺から離れ、ぱたぱたと給湯室のほうへ向かって行った。
お茶を淹れる音が聞こえる。
冷蔵庫もあけたらしい、プリンあった!という心の声が届いた。
由愛(私が買っておいたやつ、誰かに食べられちゃってもいいかなって思ってたけど、残っててよかった)
由愛(これ、Pさんもおいしいって言ってたお店のプリン、これで、少しでも笑ってくれたら、いいな)
由愛(『由愛ちゃんは優しいなー』とか、言われちゃったりして…あああ気持ち悪いな私、なに変なこと考えてるの)
由愛(今はPさんのために、ってやってるんだから、見返りなんか求めちゃ駄目なのに)
由愛(とりあえずこれとお茶、持って行こう)
パタパタパタッ
由愛「Pさん、あの、お茶、淹れました。あと、これ、プリン、Pさんがおいしいって、言ってたやつです」
P「…」
めげずに話しかけてくれる由愛ちゃんマジ愛してる。
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