過去ログ - ほむら「それは、もう一つの結末」
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828: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2013/09/05(木) 00:10:14.92 ID:tkG/oBEWo
マミ「──ごめんなさい、怒っている訳じゃないのよ」

と、マミさんは私の肩に手を置き、優しい笑顔を向けてくれた。

マミ「思い付く限りの最悪の想定はしたわ。
ならもう、ここで悩んでも仕方ない。
最善を信じ──全力を尽くしましょう」


トクン。


……湧き上がる、力。

もはや、私に先程までの弱気は消えていた。

大切な人が側に居て、こうやって言葉をかけてくれるって……こんなに凄い事なのね。

望んでそうしていた訳ではないにしても、一人で戦っていたり、仲間を利用していた頃には決して気付かなかった。

ほむら(……思えば、この世界では心の支えになるものが沢山増えたわ)

その一つ一つが、今の私を大きく・強く支えてくれている。

ほむら(中でも、マミさんの存在は私の新しい道しるべ)

まどかの存在と、あの『約束』だけを胸に生きていた私の前に現れた、もう一つの道標。

ほむら「……はい」

私は、笑顔でそう頷いた。


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