過去ログ - まどか「助けて… 仮面ライダー!」 映司「変身ッ!」
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◆LrU7a1GUmg
[saga sage]
2013/08/21(水) 20:29:55.60 ID:ins36LDO0
鴻上「さて聞こう、佐倉君。君の欲望は何かね?」
杏子「…欲望とか接触とか、よく分かんないけどさ。来た理由は単純だよ」
以下略
296
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◆LrU7a1GUmg
[saga sage]
2013/08/21(水) 20:30:44.16 ID:ins36LDO0
杏子「さて、いい加減はぐらかしてないで答えてもらうよ。…グリーフシードはどこにあるんだい?」
鴻上「…確かに、この会社には少なからずグリーフシードは保有している…と、言っておこう」
鴻上「しかし、だ。私がそれを手放す理由は…何もない。無論、魔法少女に提供する理由もだ。さて、佐倉君はどうするのかね?」
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297
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◆LrU7a1GUmg
[saga sage]
2013/08/21(水) 20:31:52.70 ID:ins36LDO0
伊達「… ふぅむ」
伊達は聴診器を恭介にあてて、少しだけ難しい顔をした。
しかし、緊張した面持ちでその顔を眺めている恭介と、その様子を見守るさやかを安心させるように、伊達は表情を一変させて笑った。
以下略
298
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◆LrU7a1GUmg
[saga sage]
2013/08/21(水) 20:32:38.32 ID:ins36LDO0
恭介「この腕が治るのなら、そんな夢も…持てたかもしれません。…でも、今の僕に…なりたい自分、なんて…」
伊達「…治るとか、治らないとか、そういう話じゃないんだけどなぁ」
以下略
299
:
◆LrU7a1GUmg
[saga sage]
2013/08/21(水) 20:33:51.87 ID:ins36LDO0
伊達「これも前に話したっけ。俺、海外で医者してるんだわ。貧困で医療が受けられない国とか、内戦で子供の命なんざどうでもいいっていう国とか…色々と」
伊達「それこそ、ろくな物資なんかない。受けられる医療レベルも、この病院よりずっと低い。…けどな、それでも助かる命があるんだよ」
伊達「俺の所に来るのは…みんな、『生きたい』『助かりたい』… まるで祈りのように思い続ける人達ばっかだ。そして、その力が何より自分自身を助けられるっていうのは、誰よりも知ってるつもりだぜ?」
以下略
300
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◆LrU7a1GUmg
[saga sage]
2013/08/21(水) 20:34:22.09 ID:ins36LDO0
伊達「…生きたい、助かりたい…かぁ。なんか、ホントにらしくねぇな」
伊達はそう言いながら頭をボリボリかいて、廊下を歩いて行く。
以下略
301
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◆LrU7a1GUmg
[saga sage]
2013/08/21(水) 20:35:11.51 ID:ins36LDO0
帰路につくさやかの表情は暗く、瞳は潤んでいた。
さやか「… 奇跡を起こすのは、自分自身 …」
以下略
302
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◆LrU7a1GUmg
[saga sage]
2013/08/21(水) 20:35:48.54 ID:ins36LDO0
恭介「… … …」
恭介(僕は、何がしたいんだろう…)
以下略
303
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◆LrU7a1GUmg
[saga sage]
2013/08/21(水) 20:36:52.37 ID:ins36LDO0
映司、マミ、まどかは今日の締めくくりとして、明日クスクシエで使う料理の材料の買い出しを頼まれて出かけていた。
そこには何故か不機嫌そうな顔をしてついてくるアンクと、マミの肩に乗っかるキュウべぇの姿もある。
辺りは夕暮れから、段々と夜になる時間になっていた。
以下略
304
:
◆LrU7a1GUmg
[saga sage]
2013/08/21(水) 20:38:10.09 ID:ins36LDO0
映司「不慮の事故で腕の動かなくなっちゃったバイオリニストの男の子、かぁ…。…なんか、大変そうなんだな、さやかちゃん」
マミ「…私達ではどうにもできない、というのが辛いところね。…美樹さんにとって上条くんがどんなに大きな存在なのか、私達には知りかねるから…」
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