2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/24(月) 22:26:58.71 ID:E7aYrVHK0
 バタン 
  
 ユミル「よう、お前らも濡れ鼠か」 
  
 クリスタ「アルミン、エレン、怪我してるの!?」 
3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/24(月) 22:27:26.40 ID:E7aYrVHK0
 ミカサ「落下したエレンを助けるために、アルミンが無理に突っ込んで全身に擦過傷がある」 
  
 アルミン「ちょっと血が出ただけだよ」 
  
 サシャ「食べ物は!?」 
4: ◆WjH.dNp9jA
2013/06/24(月) 22:28:18.67 ID:EfSzsmV20
 ルパァン 
5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/24(月) 22:28:27.26 ID:E7aYrVHK0
 ユミル「私らも嵐に巻き込まれて、ここに避難中だ」 
  
 クリスタ「私達は最後のはずだから、他の人は下山してるんじゃないかな」 
  
 ユミル「お前がもたもたしてるからだぞ」 
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/24(月) 22:29:46.81 ID:E7aYrVHK0
 クリスタ「アルミン、私のハンカチだけど、傷口を拭くのに使って」 
  
 アルミン「そんな、血の汚れは落ちないのに、使えないよ」 
  
 クリスタ「じゃあ今度、新しいのを一緒に買いに行きましょう」ウフフ 
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/24(月) 22:30:29.03 ID:E7aYrVHK0
 クリスタ「アルミン、体を拭いたら服が乾くまでは、これを使ってね」 
  
 アルミン「毛布だ。ありがとうクリスタ」 
  
 ユミル「避難小屋みたいでな。食い物以外は一揃いあるぜ」 
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/24(月) 22:31:58.98 ID:E7aYrVHK0
 アルミン「ちょっと痛いけど、大したこと無いよ」 
  
 ミカサ「今は大したこと無くても、傷口から菌が入って悪化することもある」 
  
 アルミン「そうは言っても、傷口を消毒する薬もないしね」 
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/24(月) 22:32:37.68 ID:E7aYrVHK0
 エレン「この壷は……?」 
  
 アルミン「ハチミツだ!どうやってこんな量を」 
  
 サシャ「ブラウス家に代々伝わる、秘密の取蜜術の賜物です」ドヤァ 
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/24(月) 22:33:59.01 ID:E7aYrVHK0
 アルミン「エレン……君の家で一緒に読んだ本に書いてあったよ」 
 アルミン「かつては塗布薬としても重宝されたって」 
  
 サシャ「お薬?食べないんですか?お肌に塗っちゃうんですか!?」 
  
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/24(月) 22:34:38.96 ID:E7aYrVHK0
 ミカサ「蜂蜜が高価で取引されることは知っている」 
 ミカサ「けれど、アルミンの怪我が悪化することと、天秤には掛けられない」 
  
 サシャ「そうなんですけど……」 
  
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/24(月) 22:35:16.64 ID:E7aYrVHK0
  
 サシャ「私がハチミツを口に含んで、それでアルミンの傷口を舐めるっていうのは、どうでしょうか?」 
  
  
 アルミン「」 
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