過去ログ - 愛「ママなんて、だいっきらい!!」
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2013/06/25(火) 16:06:46.67 ID:tRJph1vFo
アイマスDS
日高愛(13)
6/25生まれ
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2013/06/25(火) 16:08:08.91 ID:tRJph1vFo
愛はそう叫んで家を飛び出した。
舞「愛! 待ちなさい、愛!」
呼び止める母の声も聞かずに。
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2013/06/25(火) 16:09:54.10 ID:tRJph1vFo
愛「ママのばか……」
駅前の繁華街。
白い息を吐きながら、たくさんの人たちが行き交う。
そんななか愛はひとりでガードレールに腰掛けていた。
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2013/06/25(火) 16:11:17.76 ID:tRJph1vFo
愛「さむいな……」
少し落ち着いてきた愛は自分の肩を抱いた。
男A「ねえねえ、キミひとり?」
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2013/06/25(火) 16:13:58.88 ID:tRJph1vFo
男B「ほら、行こうよ」
男A「あったかくなれるよ〜汗かいちゃうくらい」
野卑に笑いながら手を引かれ、愛は抵抗する。
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2013/06/25(火) 16:15:32.28 ID:tRJph1vFo
男B「あ?」
??「あれ、なんか妹が世話になりました? すんません、よく叱っときますんでー」
愛「え、あっ」
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2013/06/25(火) 16:16:48.73 ID:tRJph1vFo
P「さっきの、知り合い……じゃないよな」
愛「違います、いきなり声をかけられて……」
急に震えが来て、愛は歩けなくなってしまった。
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2013/06/25(火) 16:19:30.11 ID:tRJph1vFo
―――
――
P「……落ち着いた?」
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2013/06/25(火) 16:21:53.72 ID:tRJph1vFo
P「うん、とりあえず君がここにいることを親御さんと事務所に連絡しようか」
愛「それはっ……」
P「どっち?」
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2013/06/25(火) 16:25:59.47 ID:tRJph1vFo
P「……はい。はい、お願いします」
愛「ど、どうなったんですかっ?」
P「うん、ちょっと社長同士で話すらしい。君は、」
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2013/06/25(火) 16:30:21.60 ID:tRJph1vFo
愛「あれっ電話だ。もしもし?」
石川『私に感謝しなさい。そしてあなたの思うようにしなさい。あなたが、選ぶのよ』
愛「えっ? ど、どういうことですか?」
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2013/06/25(火) 16:33:47.52 ID:tRJph1vFo
高木『うむ。なに、君の負担を増やすつもりはないよ』
P「そういう問題ではないと思いますけど」
高木『これは君のひとつのチャンスでもあるのだよ。別事務所のアイドルの心情を把握するという、ね』
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2013/06/25(火) 16:36:34.89 ID:tRJph1vFo
愛「おじゃましまーす!」
P「はいどうぞ。汚い部屋だけど」
愛「わぁーあたし、男のひとの部屋って初めてです!」
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2013/06/25(火) 16:43:01.37 ID:tRJph1vFo
コートを掛けて、彼は少し困った顔をした。
P「……親戚の子供、とかに見えるかなぁ」
愛「え? どうしたんですか」
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2013/06/25(火) 16:46:59.02 ID:tRJph1vFo
高木『――これでいいのかね?』
石川『ええ。あの子もいつまでも子供ではいられない。あの子には成長してもらうわ』
高木『君は変わらないな。昔から強引すぎる』
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2013/06/25(火) 16:57:11.46 ID:tRJph1vFo
―――
――
P「えっとー……」
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2013/06/25(火) 16:58:52.94 ID:OopWaT6do
いいねいいね
支援
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2013/06/25(火) 17:04:42.55 ID:tRJph1vFo
プロデューサーと入れ代わりに風呂に入った愛は、
愛「はぁーっ……」
ゆっくり身体をお湯に沈めた。
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2013/06/25(火) 17:11:25.77 ID:tRJph1vFo
愛「ありがとうございますぅ〜」
お風呂から上がった愛はへろへろとプロデューサーに声をかけた。
彼は手帳への書き込みを中断して、首を傾げた。
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2013/06/25(火) 17:21:17.87 ID:tRJph1vFo
愛「えっと、あたしがこっちで寝ればいいんですよね」
そういいながらソファに近付く愛。
P「いやいやいや! 君はベッドだよ。俺がソファ」
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2013/06/25(火) 17:24:55.60 ID:tRJph1vFo
ソファに寝転がって暗い天井を見上げたプロデューサーは少し愛のことを気にかけた。
見知らぬ男の部屋でいきなり寝付けるだろうか。
愛「ぐーっ……涼さん、なんですかそれぇ……むにゃむにゃ」
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