過去ログ - 愛「ママなんて、だいっきらい!!」
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74:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/25(火) 21:58:23.57 ID:tRJph1vFo
サイネリア「センパイ、今どこにいるんですか?」

絵理『愛ちゃんのいるフロアのトイレ』

サイネリア「なにしれっと潜入してるんデスか!?」
以下略



75:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/25(火) 22:01:34.24 ID:tRJph1vFo
サイネリア「そですか。ま〜合格してるといいですね」

絵理『うん』

きわめて簡素な、そっけないとも言える返事に、しかしサイネリアは絵理の優しさや昂揚感、緊張感、それに愛しさのようなものを読み取った。
以下略



76:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/25(火) 22:04:20.80 ID:tRJph1vFo



オーディションが終わった。

以下略



77:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/25(火) 22:06:52.34 ID:tRJph1vFo
P「!」

プロデューサーは着信を告げたケータイを慌てて掴んだ。

P「もしもし」
以下略



78:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/25(火) 22:10:13.51 ID:tRJph1vFo
事務所へ帰る道すがら、愛は口がほころぶのを止められなかった。

――プロデューサーさん、喜んでくれた。

――あたし、プロデューサーさんと恋人になっちゃうのかな?
以下略



79:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/25(火) 22:13:00.20 ID:tRJph1vFo
プロデューサーの部屋で、ふたりはテーブルを囲んでいた。

P「これ、買ってきたんだ。おめでとう愛」

愛「うわぁケーキ! プロデューサーさん、ありがとうございます!」
以下略



80:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/25(火) 22:16:18.27 ID:tRJph1vFo
ぱくぱくとケーキを食べる愛。

愛「ん〜っ! おいしいです!」

P「それはよかった」
以下略



81:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/25(火) 22:19:38.99 ID:tRJph1vFo
愛がおそるおそる目を開くと、

P「え……」

プロデューサーは呆然としていた。
以下略



82:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/25(火) 22:24:13.92 ID:tRJph1vFo
愛「プロ、デューサーさん」

呼びかけられて、彼はなんとかといった様子で顔を上げた。

P「愛……。その、すまん、俺は」
以下略



83:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/25(火) 22:28:55.05 ID:tRJph1vFo
――あたし、

――ふられたんだ。

そう気付いた愛の、まんまるな目からぽろりと涙がこぼれた。
以下略



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